極上笑顔の上司
二人の漫才を見てるのも楽しいけど、
うーん。
カラオケ行きたかったけどな。
ストレス発散したかったぁ。
でも、夜風にあたってると体も冷えちゃって
酔いも冷めちゃって・・・
なんだか気分が萎えちゃった。
「帰ろっ。」
小さくつぶやいて、
そーーっと
その場を離れるために
クルリと振り向いた。
どすっ。
「きゃっ。」
「おっと。ごめんね?」
急に振り向いたため
誰かにぶつかってしまった。