極上笑顔の上司

「憧れじゃなくて、
 好きなんですか?」

私は、徳留さん達をじっと見た。



「そりゃ・・・」

徳留さんは言葉を詰まらせる。

「どうなんでしょう?
 積極的に『好きです』なんて、告白とか、
 しました??」

「それは・・・・」
してないけど・・・もごもごと
徳留さんの声は小さくなっていく。



「私のことより、
 高梨さんはどうなのよっ。」

「私ですか?
 うーん。
 どうなんですかね?
 私、海人部長のこと好きなんですかね?」

「・・・・・はぃ??」


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