7年越しのラブストーリー
その瞬間―
勝負がついた。
真尋兄ちゃんの勝ち
『佐藤さんのシュートが見事に決まりました!
よってフリースロー対決は、佐藤さんの勝ちとなります!』
進行役の言葉に、拍手が沸いた。
敗れた高野が真尋兄ちゃんと握手をした。
「さすがです!
参りました」
俺も2人に近づく。
「真尋兄ちゃん、さすがだったよ!
でも高野もすごかった。俺だったら負けてたと思う…」
「シゲ!キャプテンがそんな弱気じゃダメだ!
全国、行くんだろ?」
「そうだよ佐藤。
生徒会としても、バスケ部には期待してるんだから、頑張ってくれよ」
何故か2人から、バスケ部を激励される。
「あっ、ごめん。俺、先に行くから。
…千夏、行くぞ!」
真尋兄ちゃんは、浅井の手を引いて体育館を出て行った。
勝負がついた。
真尋兄ちゃんの勝ち
『佐藤さんのシュートが見事に決まりました!
よってフリースロー対決は、佐藤さんの勝ちとなります!』
進行役の言葉に、拍手が沸いた。
敗れた高野が真尋兄ちゃんと握手をした。
「さすがです!
参りました」
俺も2人に近づく。
「真尋兄ちゃん、さすがだったよ!
でも高野もすごかった。俺だったら負けてたと思う…」
「シゲ!キャプテンがそんな弱気じゃダメだ!
全国、行くんだろ?」
「そうだよ佐藤。
生徒会としても、バスケ部には期待してるんだから、頑張ってくれよ」
何故か2人から、バスケ部を激励される。
「あっ、ごめん。俺、先に行くから。
…千夏、行くぞ!」
真尋兄ちゃんは、浅井の手を引いて体育館を出て行った。