7年越しのラブストーリー
あとに残ったのは、高野と俺…
「これはお互い、完全に失恋したな」
高野が話しかけてきた。
「はぁ。何だよ、それ!
俺、彼女いるから!」
こう返すが…
「知ってるよ、女子部キャプテンの澤田だろう。
でも、佐藤が本当に好きなのは浅井さんってことも知ってる」
「………」
「それより、佐藤さんと知り合いなのか?」
「…ん、あぁ。
従兄弟なんだ、真尋兄ちゃんと俺」
「そっか」
「………」
「まぁ、浅井と佐藤さんお似合いだったし、お互いに好き合ってるの分かったし、諦めるしかないかな…」
「………」
「じゃあ俺、先に行くから。
体育委員の倉田と一緒に片付け頼むわ」
「…分かった」
…その後、体育館の片付けをし、後夜祭は真由と過ごした。
こうして俺の文化祭は終わった―
「これはお互い、完全に失恋したな」
高野が話しかけてきた。
「はぁ。何だよ、それ!
俺、彼女いるから!」
こう返すが…
「知ってるよ、女子部キャプテンの澤田だろう。
でも、佐藤が本当に好きなのは浅井さんってことも知ってる」
「………」
「それより、佐藤さんと知り合いなのか?」
「…ん、あぁ。
従兄弟なんだ、真尋兄ちゃんと俺」
「そっか」
「………」
「まぁ、浅井と佐藤さんお似合いだったし、お互いに好き合ってるの分かったし、諦めるしかないかな…」
「………」
「じゃあ俺、先に行くから。
体育委員の倉田と一緒に片付け頼むわ」
「…分かった」
…その後、体育館の片付けをし、後夜祭は真由と過ごした。
こうして俺の文化祭は終わった―