7年越しのラブストーリー
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しばらくすると、校庭から音楽が聞こえてきた。
後夜祭のはじまりだ。
後夜祭は、キャプテンファイアーやフォークダンスがある予定。
「千夏、行くか」
真尋くんに言われて、私は「うん」と頷いた。
手を繋いで、私たちは屋上をあとにした。
―·―·―·―·―·―
後夜祭の会場では、薫とお兄ちゃんが待っていてくれた。
「千夏、遅いよ」と薫。
「人の妹、いつまでも連れ回してんじゃねぇよ」とお兄ちゃん。
でも2人共、言葉ほど怒ってはいない。
「どうする?
フォークダンスの輪に入るか?」
お兄ちゃんが声をかけるが、
「う~ん、今さらだよなぁ」と真尋くん。
そんな私たちに、ダンスの輪から離れて近づいてくるカップルが…
真由と佐藤くんだ。
しばらくすると、校庭から音楽が聞こえてきた。
後夜祭のはじまりだ。
後夜祭は、キャプテンファイアーやフォークダンスがある予定。
「千夏、行くか」
真尋くんに言われて、私は「うん」と頷いた。
手を繋いで、私たちは屋上をあとにした。
―·―·―·―·―·―
後夜祭の会場では、薫とお兄ちゃんが待っていてくれた。
「千夏、遅いよ」と薫。
「人の妹、いつまでも連れ回してんじゃねぇよ」とお兄ちゃん。
でも2人共、言葉ほど怒ってはいない。
「どうする?
フォークダンスの輪に入るか?」
お兄ちゃんが声をかけるが、
「う~ん、今さらだよなぁ」と真尋くん。
そんな私たちに、ダンスの輪から離れて近づいてくるカップルが…
真由と佐藤くんだ。