7年越しのラブストーリー
「私と真尋は幼なじみなの。
小·中·高と一緒でね、今は大学も一緒。まぁ高校と大学は、私が真尋と同じ学校を選んだのだけど…。
幼なじみだから、ものごころがついたときから、すぐそばには真尋がいた。
真尋が隣にいるのが、私にとっては当たり前のことだった。彼を好きだって気持ちも自然に自覚した。当然、彼も同じように思ってくれていると思っていた。でも違った…。
真尋は私じゃなく、浅井さん·あなたを好きになった。
あの日…。
あのお店に2人でいる姿を見て、真尋があなたを好きなことはすぐに分かった。
そして浅井さん、あなたが真尋を好きなことも…。
でも、もうすぐ大学に行く真尋と、まだ中学生のあなたじゃ、離れ離れになるんだし、すぐに気持ちなんて変わると思った」
そこまで話して、塚原さんはため息をついた。
小·中·高と一緒でね、今は大学も一緒。まぁ高校と大学は、私が真尋と同じ学校を選んだのだけど…。
幼なじみだから、ものごころがついたときから、すぐそばには真尋がいた。
真尋が隣にいるのが、私にとっては当たり前のことだった。彼を好きだって気持ちも自然に自覚した。当然、彼も同じように思ってくれていると思っていた。でも違った…。
真尋は私じゃなく、浅井さん·あなたを好きになった。
あの日…。
あのお店に2人でいる姿を見て、真尋があなたを好きなことはすぐに分かった。
そして浅井さん、あなたが真尋を好きなことも…。
でも、もうすぐ大学に行く真尋と、まだ中学生のあなたじゃ、離れ離れになるんだし、すぐに気持ちなんて変わると思った」
そこまで話して、塚原さんはため息をついた。