7年越しのラブストーリー
彼女の話は続く。
「今回の真尋とあなたの件、記者にレストランを教えたのは私。
あなたの素性をバラすように情報を与えているのも私。
どんなことをしても、もう一度、真尋を手に入れたいの!
あなたたちが付き合う前まで、私と真尋は付き合っていたのよ。と言っても真由と同じで、無理矢理、形だけの彼女になったの。真尋としては、ほかの女性を断るための盾くらいにしか思ってないけど…。
でも、私はちゃんと恋人らしく振る舞っていたから、大学の友人知人は今回の記事に驚いてる。"真尋くんの彼女は咲智のはずなのに…"って。
ねぇ浅井さん。
あなたと私、どちらが真尋に釣り合うか、どちらと一緒にいる方が真尋のこれからのバスケ人生においてプラスになるか、良く考えてみて」
そう言って、クスリと笑った塚原さん。
「今回の真尋とあなたの件、記者にレストランを教えたのは私。
あなたの素性をバラすように情報を与えているのも私。
どんなことをしても、もう一度、真尋を手に入れたいの!
あなたたちが付き合う前まで、私と真尋は付き合っていたのよ。と言っても真由と同じで、無理矢理、形だけの彼女になったの。真尋としては、ほかの女性を断るための盾くらいにしか思ってないけど…。
でも、私はちゃんと恋人らしく振る舞っていたから、大学の友人知人は今回の記事に驚いてる。"真尋くんの彼女は咲智のはずなのに…"って。
ねぇ浅井さん。
あなたと私、どちらが真尋に釣り合うか、どちらと一緒にいる方が真尋のこれからのバスケ人生においてプラスになるか、良く考えてみて」
そう言って、クスリと笑った塚原さん。