7年越しのラブストーリー
「私と啓子は中学からの友達だもの。話しをしていたって、おかしくないでしょ?」
実穂は強気で三澤さんに反論する。
「そうね。
でも彼女は証人って言ったわよね。深澤さんとどんな話しをしていたか、みんなの前で川野さんに言ってもらう?」
「………」
「私は、ハッキリさせるためにはそうした方がいいと思うけど」
「………」
「………」
「………」
「三澤さん、ありがとう。もういいよ」
沈黙に耐えられず私は言った。
「浅井さん?
深澤さんを庇うの?」
三澤さんがちょっと不機嫌そうに尋ねる。
「違うわよ。
私が庇うのは実穂じゃない。実穂の友達の、川野さんよ。
彼女、みんなの前で友達を裏切りたくないでしょう?」
私は断言した。
「それもそうね。
で、どうするの?
これからも深澤さんと友達でいるの?」
実穂は強気で三澤さんに反論する。
「そうね。
でも彼女は証人って言ったわよね。深澤さんとどんな話しをしていたか、みんなの前で川野さんに言ってもらう?」
「………」
「私は、ハッキリさせるためにはそうした方がいいと思うけど」
「………」
「………」
「………」
「三澤さん、ありがとう。もういいよ」
沈黙に耐えられず私は言った。
「浅井さん?
深澤さんを庇うの?」
三澤さんがちょっと不機嫌そうに尋ねる。
「違うわよ。
私が庇うのは実穂じゃない。実穂の友達の、川野さんよ。
彼女、みんなの前で友達を裏切りたくないでしょう?」
私は断言した。
「それもそうね。
で、どうするの?
これからも深澤さんと友達でいるの?」