7年越しのラブストーリー
その日の放課後―

私·薫·三澤さん·中野さんの4人で、なぜかファミレスでお茶することになった。
昨日までは考えられなかった組み合わせだ。

「中野さん、私たちと一緒で大丈夫?
部活、真由と一緒なのにやりにくくならない?」
中野さんと真由の関係を、つい心配してしまう。

「真由と私なら大丈夫だよ。今までも、この距離でプレーを合わせてきたんだから。
真由も気にしないと思うよ」
答える中野さん。

「うん…。だったらいいけど…」
やはり心配だ。

「私より、浅井さんたちが大丈夫?」
逆に中野さんに心配されてしまった。

そんな私と中野さんの会話を聞いていた三澤さんが、じれったそうに話しに入った。

「もういいじゃない?澤田さんとの関係は!
由紀江も、うまく出来るでしょ!
それよりも…」

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