7年越しのラブストーリー
そこで言葉を切ると、私たち3人を見て話しを続けた。
「せっかく仲良くなろうって言っているのに、いつまでも名字で呼ぶのって変だよね。
千夏·薫って呼んでもいい?
私と由紀江も呼び捨てでいいから」
三澤さんの提案に頷いた。
「結局、実穂や真由が私たちと仲良くしていたのは、佐藤くんや山下くんが私たちのそば…っていうか、千夏のそばにいたからなのかな?」
薫が呟く。
「佐藤くんだけじゃなくて、深澤さんの彼氏も千夏ちゃんが好きだったって言うこと?」
由紀江ちゃんが薫に聞き返す。
「そうみたい…。
佐藤は分かっていたけど、山下まで千夏が本命だったとはね」
「男が絡むと女の友情なんてなくなるって、本当なのね」
「う~ん。
この場合は違うんじゃない?
男に近づくために、千夏と私は利用されたんだから」
「せっかく仲良くなろうって言っているのに、いつまでも名字で呼ぶのって変だよね。
千夏·薫って呼んでもいい?
私と由紀江も呼び捨てでいいから」
三澤さんの提案に頷いた。
「結局、実穂や真由が私たちと仲良くしていたのは、佐藤くんや山下くんが私たちのそば…っていうか、千夏のそばにいたからなのかな?」
薫が呟く。
「佐藤くんだけじゃなくて、深澤さんの彼氏も千夏ちゃんが好きだったって言うこと?」
由紀江ちゃんが薫に聞き返す。
「そうみたい…。
佐藤は分かっていたけど、山下まで千夏が本命だったとはね」
「男が絡むと女の友情なんてなくなるって、本当なのね」
「う~ん。
この場合は違うんじゃない?
男に近づくために、千夏と私は利用されたんだから」