7年越しのラブストーリー
【実穂サイド】
「実穂とは距離を置いた付き合いするわよ」
「そうね。私も、そうさせてもらう」
千夏と薫の言葉が離れない。
そして、
「実穂ごめんね。
友達だと思っていたから、噂を流しているのが実穂だとは信じたくなかった。
でも調べるほどに、あなたしかいないとなって…ホントにごめん」
悲しそうに、淋しそうに言う千夏の顔が離れてくれない。
放課後の教室で、私は本当に千夏と薫を失ってしまったと痛感した。
2人は、中野さん·三澤さんと楽しそうに帰って行った。
真由·祐子·遥も、3人で帰ってしまった。
今の私、独りぼっち…
でも仕方がない。
自分で招いたことだから。
私は帰り支度をすると、かばんを持ち昇降口に向かった…
「実穂とは距離を置いた付き合いするわよ」
「そうね。私も、そうさせてもらう」
千夏と薫の言葉が離れない。
そして、
「実穂ごめんね。
友達だと思っていたから、噂を流しているのが実穂だとは信じたくなかった。
でも調べるほどに、あなたしかいないとなって…ホントにごめん」
悲しそうに、淋しそうに言う千夏の顔が離れてくれない。
放課後の教室で、私は本当に千夏と薫を失ってしまったと痛感した。
2人は、中野さん·三澤さんと楽しそうに帰って行った。
真由·祐子·遥も、3人で帰ってしまった。
今の私、独りぼっち…
でも仕方がない。
自分で招いたことだから。
私は帰り支度をすると、かばんを持ち昇降口に向かった…