7年越しのラブストーリー
日本代表vs大学選抜
球技大会が終わり数日たったとき、真尋くんからバスケの試合のチケットが届いた。
それは…
場所は代々木体育館。
席は関係者の特別席。
日本代表vs大学選抜の試合。
日付は今度の土曜日。
その日にかかってきた真尋くんからの電話。
「もしもし、千夏?」
「うん」
「チケット届いたか?急だけれど、どうしても千夏に見てほしいんだ」
「うん…」
「…無理か?」
「ううん。
ねぇ真尋くん。真尋はどっちのチームなの?」
「あー。俺は日本代表。春輝とは敵同士だよ」
「そっか…。
私、こんな特別席でいいの?」
「あぁ、もちろん。
そこから、しっかり見てほしいんだ。俺のプレーを!」
「…それって、アメリカ留学と関係あるの?」
「やっぱり知っていたんだな、俺にアメリカ留学の話があること」
「………」
それは…
場所は代々木体育館。
席は関係者の特別席。
日本代表vs大学選抜の試合。
日付は今度の土曜日。
その日にかかってきた真尋くんからの電話。
「もしもし、千夏?」
「うん」
「チケット届いたか?急だけれど、どうしても千夏に見てほしいんだ」
「うん…」
「…無理か?」
「ううん。
ねぇ真尋くん。真尋はどっちのチームなの?」
「あー。俺は日本代表。春輝とは敵同士だよ」
「そっか…。
私、こんな特別席でいいの?」
「あぁ、もちろん。
そこから、しっかり見てほしいんだ。俺のプレーを!」
「…それって、アメリカ留学と関係あるの?」
「やっぱり知っていたんだな、俺にアメリカ留学の話があること」
「………」