7年越しのラブストーリー
【真尋Side】
春輝から、
「一緒に高校の文化祭に行かないか?」
と誘われた時は、即効でOKの返事をした。
理由は簡単。
千夏に会いに行く口実が欲しかったから。
千夏とは、この3年半のあいだ、数えるほどしか会っていない。
最後にデートしたとき中学1年だった彼女も、今はもう高校2年。
春輝の話しでは、彼氏はいないと言う。
3年半前に言った俺の言葉を信じて、待ってくれているのだろうか?
だとしたら、嬉しい限りだ。
大学生活を送る中で、講義はもちろん真面目に受けたし、それ以上にバスケに励んだ。おかげで大学リーグで2連覇できたし、MVPを獲ることもできた。
それでも何かが足りないと感じた。
足りないもの…それは、千夏がそばにいないことだ。
春輝から、
「一緒に高校の文化祭に行かないか?」
と誘われた時は、即効でOKの返事をした。
理由は簡単。
千夏に会いに行く口実が欲しかったから。
千夏とは、この3年半のあいだ、数えるほどしか会っていない。
最後にデートしたとき中学1年だった彼女も、今はもう高校2年。
春輝の話しでは、彼氏はいないと言う。
3年半前に言った俺の言葉を信じて、待ってくれているのだろうか?
だとしたら、嬉しい限りだ。
大学生活を送る中で、講義はもちろん真面目に受けたし、それ以上にバスケに励んだ。おかげで大学リーグで2連覇できたし、MVPを獲ることもできた。
それでも何かが足りないと感じた。
足りないもの…それは、千夏がそばにいないことだ。