春河家は今日もドタバタです。
「男ばっかりだから別にいいじゃん(笑)」
「私は、女なのじゃがのう(怒)」
「だって、奥さんだから(笑)」
「もう一度殴られたいか(怒)」
「出来ればそうしてほしいけど、これ以上みんなに迷惑かけるわけには、ねぇ(笑)」
その言葉にムカッときながらも「はいはい(呆)」と凛香は返してしまった。
「弦九朗。」
「は、はい。」
「隼丸だって大人なんだから、時間はかかるにしてもきっと自分の中で結論を出すと思うから。もし、その結論が間違ったものだったら、君や深波が修正してあげればいいと思うよ。」
「は、はい・・・」
そういうと、着替えが終わった閻魔大王が簡易更衣室から出てきた。
「大王、他の方々には所要で遅れていると伝えてあります。」
「ありがとう。凛香(笑)」
「何じゃ?」
「今日、晩御飯なに?」
「ここで聞くことか?」
「だって、今日何時に帰るかわかんなかったし(笑)」
「・・・何も考えておらんから、帰ってくるまでに考えておく(照)」
「は~い、じゃ、行ってきます(笑)」
閻魔大王は、そのまま縁に置いた靴を持つと清澄と一緒にぱっと消えてしまった・・・。