【続】俺を嫌いになればいい。
これを恋と呼ばずになんと呼ぶ





***





入院した日から数週間がたった。



わたしだけはあの日から欠かさずに飛鳥のお見舞いに行った。



暇なのか、ずっと鳴る電話。



しかしそれを鬱陶しく思うこともなく震える携帯に口元が綻びる。





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