【続】俺を嫌いになればいい。
いつだって守ってくれるキミがいる








成績表が貼られた掲示板の前で皆は騒いでいた。



A組の皆で勉強会をしたからか、大健闘。



成績上位は殆どA組で固められていた。





「紗絢ちゃん紗絢ちゃん!芽留、23位だったよ!」

「うわ、俺17位…」





芽留ちゃんは自分の名前を見つけた途端、笑顔でわたしの腕を揺さぶる。



廣木君は20位以内に入ったことに有り得ないと目を見開いて掲示板を凝視した。





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