【続】俺を嫌いになればいい。





まるで他人事のように怖ず怖ずと呟いた杉浦君。



もしかしたらわたしは失礼すぎる勘違いをしたのかもしれないと顔面蒼白になる中、杉浦君に痛い所を突かれた。





「まさか糸永さんは僕がその犯人だと思ったのかい?」





青褪めた顔で恐る恐る頷く。



そうすれば、目に角を立てて怒鳴られた。





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