【続】俺を嫌いになればいい。





飛鳥、もう終わりにしよっか。



これで本当にさようなら。





「…また、学校で」





バシャッと跳ねる水溜まり。



廣木君の制止の声を振りきると、おぼつかない足取りで駆けて行く。


降り頻る雨が酷く、心に突き刺さった。





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