マンガみたいな事が起きました。*続*


「遊園地とか並ぶのめんどくない?
そりゃぁ記念日とかならわかるけど」


「あぁ、わかる!」


「遊園地だとさ、アトラクションに夢中になる感じだよねー」


そうなんだ。


勉強になります、女子の皆様。


でも、あたしは渉とならどこでもいいよ?


というより、出来れば人の多い所かな。


「女子ならみんなそうでしょー?
遊園地だとスカート履けないし。
ねぇ、舞ちゃんもそう思わない?」


「え?
あ、うん!!あたしスカート多いからなぁ」


いきなりのフリ!!


焦った、焦った。


ふぅー……


安堵してののかさんを見ると目が合った。


いや、睨まれていた?


えっと………


「でもあたしクラゲ好きだよ?」


水族館をフォローすればいいの?


一応、したけど……。


えっと……


次は女子たちから『何、舞ちゃんあの女の肩持つの?』とでも言いたげな顔されましたが。



女子って怖い。



           舞side 終


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