マンガみたいな事が起きました。*続*
「なんで?」
「だってね、雑誌に書いてあったの」
舞が読んだ雑誌がいうには
『好きな人から飽きられない女の子♡
セクシーが好き、可愛い系が好き、美人が好き。好きな人に聞いて要チェックだ!』
というページがあったらしい。
「俺別に舞飽きないよ」
「違うくて……その、最近……っ、
最近…しなかったから……だからその…」
どんどん下を向くから湯船に潜っていくんじゃないかと思えてきた。
「魅力がないのかなーって……。
前からそんなのはわかってた、
けど……、とうとう何も感じなくなったのかと不安で……だから、その…」
たどたどしくも言ってくれた本音に
嬉しいなんて思ってる自分がいる。
やばいな、
今そういうこと言われると本気で
舞のことめちゃくちゃにしそう。
「こうやっても……したくならない?」
「はぁ!?」
俺の手を取り自分のへと滑らせた。
どうしたどうした……