マンガみたいな事が起きました。*続*
舞はソファーの上で
俺の前にちょこんと座る。
初めは恥ずかしがってたが、
もう慣れたらしい。
頭を撫でてやると下を向いてしまった。
やっぱり不安?
不安があるなら取り除きたい。
輝のことだろう。
舞の家では考えられないもんな。
「舞、どうかしたか?」
「………」
フルフルと横に首を振った。
子犬みたいで可愛い。
「正直に言って。
輝のことだろ?」
「………うん…」
彼女は彼女自身で俺とは違う考えがあるはず。
考えを共有することが
悩みの解決に繋がる。