マンガみたいな事が起きました。*続*
「ん……」
目を開ければ白い天井が映った。
「舞、起きた?」
「渉?
あれ、あたしなんで?」
劇を終えて控え室に行って………
それからの記憶がない。
「舞は頑張った。
頑張りすぎたんだな」
ポンポンと頭を撫でられて
あたしはだんだん意識が覚醒していく。
あたし倒れたんだ……。
だから保健室のベッドにいるのか。
「渉が運んだの?」
「……まぁ、そうだな」
ポリポリとほっぺを掻きながらそう言った。