マンガみたいな事が起きました。*続*
「そうなんだ……」
きっと恥ずかしかったに違いない。
家ではするけど、
学校で、それも劇が終わった直後だもん。
「舞が倒れてまじでびっくりした」
「うん、ごめんね?」
ベッドに腰掛けた渉の体は少し震えていた。
あたしは渉を抱きしめて
ごめんねと繰り返した。
「ったく、このバカが」
おでこを指で弾かれてちょっと痛い。
「でもまぁ、白雪姫良かったよ」
さっき弾いた場所にキスを落とし、
その唇は下に降りて唇と重なった。