マンガみたいな事が起きました。*続*


甘々な食事を終え、
食器を洗い部屋に戻ろうとしたら
渉に引っ張られてソファーへ。


「勉強しなきゃ…」


「ちょっと充電させて」


そう言って唇を重ねる。

深くはならずに短いキスを何度も続ける。


もっと…。

そんな風に思うあたしは可笑しいのかな。

「べんきょ、、」


渉が言ったんだよ?
勉強しろって。


キスの後、
情事の後、
絶対に渉はあたしの頭を撫でる。


髪一本一本の神経が渉を察知して
溶けていきそう。


「俺も舞と同じ気持ちだから。
ごめん、勉強いってらっしゃい」


離れたこの距離が寂しいけど、
仕方ないよね。




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