マンガみたいな事が起きました。*続*
お風呂から上がれば
渉の腕の中へ。
「ごめん、待てない」
言葉と共に唇が降りてきて、
それからお姫様抱っこで寝室へ。
いつもより焦ってるように見える。
それぐらいあたしを求めてるってこと?
だったら嬉しすぎるよ……
甘い悲鳴が響く。
こんな声、今まで出たっけ?
なんか、いつもより渉が熱情的だから……。
「その顔、そそる。
もっと虐めたくなる」
舌と指で翻弄され、
甘い波に覆われて溺れそう。
圧迫される身体が
仰け反るように反応して
あたしは意識を手放した。
「愛してるよ」
甘い囁きを受けながら……