マンガみたいな事が起きました。*続*
俺の話を聞いて舞はどう思ったのだろうか。
いずれちゃんとしなきゃいけない話だった。
輝のことも、相川ののかも。
「それで……、ののかさんは輝さんに謝りに毎日?」
「いや……、俺と付き合おうと毎日ストーカーみたいだったよ…」
普通考えられないだろ。
自分の彼氏を置いて兄に心持って行くなんて。
「それで……付き合ったの?」
舞の瞳が揺れた。
「付き合うわけないだろ。
俺は大学に戻ってそっからは知らない」
「そっか…」
まだ何か言いたそうな舞。
「他には?
いいよ、質問して?」
この際だから聞きたいことに答えたい。
今、一番なのは紛れもなく舞なんだから。
「う……あ、いやでも……」
「こら、ちゃんと言いなさい」
「あの………渉って今まで何人と「4人」
何人と付き合ったかだろ?
小6~中1
中2~中3手前
高2~大学1年
大学3年のとき1ヶ月
小学生のは恋なんか知らないって感じ。
それからのは、なんとなく周りもって感じだったから。
「そ、っか」
明らかに落ち込んでるな。