空の彼方
わたしとベンチのみんなはレギュラーメンバーにベンチに座らせてから
給水とタオルを渡して、うちわで扇いだりしながら
レギュラーメンバーの疲れが少しでもとれるように、第二クォーターも頑張って!という気持ちも込めて一生懸命する。
そして試合に出てない部員達は誰かファウルの数が5回に近かったら気をつけるように声を掛けたり
コートの外から見ていて気になったことをレギュラーたちに伝える。
「ベンチで見てた奴は良いとこ気付いてお前らに伝えてたぞ。
その言葉をちゃんとプレーに活かしてやってこい。
気持ちで向こうに負けんなよ!」
「「はい!」」
レギュラーメンバーはまたコートに戻って行った。
そして今度は第二クォーターが始まる。