Special to me
★元カノの反撃~side KOUKI~
真子と社宅暮らしを始めて1ヶ月が過ぎた。
あの後、二人で話し合って結婚式を俺の会社の系列ホテルでやることに決めた。
真子の誕生日である11月21日に合わせたかったけど平日なのでその後の土曜日にした。
結婚式の準備って、忙しいんだな。
出席をお願いする方々をリストアップしたら、二人合計で95人になってしまった。
俺も何度か人の結婚式に出席しているけど、大体60人くらいだから、多いよなぁ。
真子に"本当に出席してもらえるか、招待状送る前に確認して"と言われ、現在その作業中。
メールを送ったり電話をしたり…なかなか骨の折れる作業だ。
今日も家に帰ったら返事が来ているかどうかメールチェックして、さらに返信しようかなと思った平日のある日。
勤務を終えて宗岡駅の事務室を出ると、ひとりの女性が俺を待っていた。
「佳世(カヨ)?」
『やっぱり出てきた。コウちゃん、お久しぶり』
2年…もう3年経つか、あれから。あの時の、入籍寸前で結婚を辞退した彼女だ。
あの後、二人で話し合って結婚式を俺の会社の系列ホテルでやることに決めた。
真子の誕生日である11月21日に合わせたかったけど平日なのでその後の土曜日にした。
結婚式の準備って、忙しいんだな。
出席をお願いする方々をリストアップしたら、二人合計で95人になってしまった。
俺も何度か人の結婚式に出席しているけど、大体60人くらいだから、多いよなぁ。
真子に"本当に出席してもらえるか、招待状送る前に確認して"と言われ、現在その作業中。
メールを送ったり電話をしたり…なかなか骨の折れる作業だ。
今日も家に帰ったら返事が来ているかどうかメールチェックして、さらに返信しようかなと思った平日のある日。
勤務を終えて宗岡駅の事務室を出ると、ひとりの女性が俺を待っていた。
「佳世(カヨ)?」
『やっぱり出てきた。コウちゃん、お久しぶり』
2年…もう3年経つか、あれから。あの時の、入籍寸前で結婚を辞退した彼女だ。