Special to me
『俺達独身貴族に、結婚のススメか』
谷重が言う。
「勧める、と言うにはまだ私は早いと思うけど、いい人がいたら、早い方がいいと思うと言うこと。妻を養うまでの甲斐性がないから、なんて言うのは時代遅れ。そんなこと考えてたら、婚期逃しちゃうよ」
夫婦は2人で助け合って生活していくもの。
旦那さんに養ってもらうのもありだと思うけど、私は納得行くまでは兼業主婦でいようと思う。
まぁ、主婦は出来ているかどうか疑問。
相変わらず料理は晃樹の方が上手いし、掃除だって私が仕事の間にやってくれちゃう。
『結婚式、楽しみにしているよ』
と、みんなに言われ、私は家に帰る。
誰もいない社宅の家。
ずっと実家暮らしが続いた私にはちょっと寂しいものがあるけど、晃樹の仕事がこういうスタイルなんだから、理解しなくちゃ。
ちょっと飲みすぎたなぁ。
シャワーを浴びて眠りについた。
何時間寝ただろう。
『おーい、お寝坊マコちゃん。いつまで寝ているの?』
いつの間にか帰宅していた晃樹に起こされた。
時計を見ると、午前10時半。
さすがに寝過ぎだ。
谷重が言う。
「勧める、と言うにはまだ私は早いと思うけど、いい人がいたら、早い方がいいと思うと言うこと。妻を養うまでの甲斐性がないから、なんて言うのは時代遅れ。そんなこと考えてたら、婚期逃しちゃうよ」
夫婦は2人で助け合って生活していくもの。
旦那さんに養ってもらうのもありだと思うけど、私は納得行くまでは兼業主婦でいようと思う。
まぁ、主婦は出来ているかどうか疑問。
相変わらず料理は晃樹の方が上手いし、掃除だって私が仕事の間にやってくれちゃう。
『結婚式、楽しみにしているよ』
と、みんなに言われ、私は家に帰る。
誰もいない社宅の家。
ずっと実家暮らしが続いた私にはちょっと寂しいものがあるけど、晃樹の仕事がこういうスタイルなんだから、理解しなくちゃ。
ちょっと飲みすぎたなぁ。
シャワーを浴びて眠りについた。
何時間寝ただろう。
『おーい、お寝坊マコちゃん。いつまで寝ているの?』
いつの間にか帰宅していた晃樹に起こされた。
時計を見ると、午前10時半。
さすがに寝過ぎだ。