Special to me
次の日。
晃樹に言われたとおり、18時15分発の電車に合わせて、少し前に中央南駅のホーム後方にいた。
少し離れたところから見ているけど、夕方のラッシュの時間帯なので、なかなか安定した場所で晃樹を拝めない。
ここは始発駅。
電車が来る直前に、黒いハードケースを持った制服姿の晃樹が現れた。
でも今は仕事中。声を掛けるわけにはいかない。
晃樹が待つ中、電車が入ってくる。
停車して、乗務を交代する。
一旦、乗務室に入り、色々指差し確認をしているようだ。
しばらくして一旦電車を降り、電車の後方を確認。
どうやら行き先の表示に間違いがないかどうか確認していた様子。
今まで、車掌さんの動きなんて見たことなかったけど、いざ見てみると、いろいろやっているんだな。
私はそっと、電車に乗った。
すると、車内アナウンスが。
"この電車は、18時15分発、急行、山の上町行きです。発車まで、ご乗車になってお待ちください"
晃樹の声。
ホームで聞いていた構内アナウンスと同じ声のはずなのに、また別の雰囲気に聞こえる。
そして、ドアが閉まる。
閉めているのも晃樹のはずだ。
晃樹に言われたとおり、18時15分発の電車に合わせて、少し前に中央南駅のホーム後方にいた。
少し離れたところから見ているけど、夕方のラッシュの時間帯なので、なかなか安定した場所で晃樹を拝めない。
ここは始発駅。
電車が来る直前に、黒いハードケースを持った制服姿の晃樹が現れた。
でも今は仕事中。声を掛けるわけにはいかない。
晃樹が待つ中、電車が入ってくる。
停車して、乗務を交代する。
一旦、乗務室に入り、色々指差し確認をしているようだ。
しばらくして一旦電車を降り、電車の後方を確認。
どうやら行き先の表示に間違いがないかどうか確認していた様子。
今まで、車掌さんの動きなんて見たことなかったけど、いざ見てみると、いろいろやっているんだな。
私はそっと、電車に乗った。
すると、車内アナウンスが。
"この電車は、18時15分発、急行、山の上町行きです。発車まで、ご乗車になってお待ちください"
晃樹の声。
ホームで聞いていた構内アナウンスと同じ声のはずなのに、また別の雰囲気に聞こえる。
そして、ドアが閉まる。
閉めているのも晃樹のはずだ。