Special to me
☆披露宴の後は~side MAKO~
お昼に合わせた披露宴の時間。
終了は15時。
二次会のスタートは18時半。
少し時間がある。
披露宴をした特典として、新郎新婦はこのホテルでの宿泊がプレゼントされる。
本当は泊まる必要なんてないんだけど・・・"せっかくだから"と意見が一致して、私達は宿泊することにした。
ちょうどチェックインの出来る時間だったので、ドレスからワンピースに着替えた後、ヘアスタイルはハーフアップだったのをオールアップにしてもらい、部屋に入った。
「ちょっと、楽になった」
『ドレスってやっぱりキツいの?』
「まぁね。重いし、締め付けるし。それにしても、晃樹の挨拶は良かったなぁ。紙を見ないで良く言えたね」
私は隣で聞いてて、感動したもん。
『思ったことを口にしただけだよ』
そう言いながら上着を脱いで、ノーネクタイのワイシャツを脱いでハンガーに掛ける晃樹。
Tシャツ姿になった。
『ちょっと時間あるだろ?』
晃樹はベッドの縁に座った。
『真子、ちょっとこっちにおいでよ』
「うん」
その時、私は見てしまったんだ。
晃樹の厚い左手の薬指にある結婚指輪が輝いていたのを。
終了は15時。
二次会のスタートは18時半。
少し時間がある。
披露宴をした特典として、新郎新婦はこのホテルでの宿泊がプレゼントされる。
本当は泊まる必要なんてないんだけど・・・"せっかくだから"と意見が一致して、私達は宿泊することにした。
ちょうどチェックインの出来る時間だったので、ドレスからワンピースに着替えた後、ヘアスタイルはハーフアップだったのをオールアップにしてもらい、部屋に入った。
「ちょっと、楽になった」
『ドレスってやっぱりキツいの?』
「まぁね。重いし、締め付けるし。それにしても、晃樹の挨拶は良かったなぁ。紙を見ないで良く言えたね」
私は隣で聞いてて、感動したもん。
『思ったことを口にしただけだよ』
そう言いながら上着を脱いで、ノーネクタイのワイシャツを脱いでハンガーに掛ける晃樹。
Tシャツ姿になった。
『ちょっと時間あるだろ?』
晃樹はベッドの縁に座った。
『真子、ちょっとこっちにおいでよ』
「うん」
その時、私は見てしまったんだ。
晃樹の厚い左手の薬指にある結婚指輪が輝いていたのを。