Special to me
*エピローグ
★~side KOUKI~
結婚式の翌日。
チェックアウトの後はすぐに家に帰って思い出したように睡魔が襲い、ふたりで泥のように眠った。
夕方、目を覚ますとまだ真子は眠っていた。
毎日、横に真子がいることの幸せを改めて感じ、俺の奥さんになってくれたことへの感謝を込めて、真子の左手薬指の指輪にキスをして、いつまでもその体を抱き締めていた。
さらに翌日の日曜日は、お昼は曽我さんの家に行って千尋さんや猛くんと一緒にお昼ご飯を食べた。
『そう言えば聞いてなかったけど、晃樹くんの車掌姿は見に行ったの?』
千尋さんが真子に聞く。
『はい。1度見に行きました。千尋さんの言う通りでした』
『でしょ?だから私、止まらなくなっちゃって、半年のうち、30回は見に行ったかなぁ』
『え、お前そんなに見に来てたの?』
千尋さんの言う回数に驚いた曽我さん。
『こっそりね。途中からは、シフトの番号でどの電車が予想が出来るようになったから』
千尋さんは曽我さんを見ながらさも当たり前のように言う。
『私、まだ1回しか行けてないです』
『貴重な姿なんだから、出来るだけ行っておきなよ』
『はい!晃樹、また乗る電車教えてね』
「はいはい」
チェックアウトの後はすぐに家に帰って思い出したように睡魔が襲い、ふたりで泥のように眠った。
夕方、目を覚ますとまだ真子は眠っていた。
毎日、横に真子がいることの幸せを改めて感じ、俺の奥さんになってくれたことへの感謝を込めて、真子の左手薬指の指輪にキスをして、いつまでもその体を抱き締めていた。
さらに翌日の日曜日は、お昼は曽我さんの家に行って千尋さんや猛くんと一緒にお昼ご飯を食べた。
『そう言えば聞いてなかったけど、晃樹くんの車掌姿は見に行ったの?』
千尋さんが真子に聞く。
『はい。1度見に行きました。千尋さんの言う通りでした』
『でしょ?だから私、止まらなくなっちゃって、半年のうち、30回は見に行ったかなぁ』
『え、お前そんなに見に来てたの?』
千尋さんの言う回数に驚いた曽我さん。
『こっそりね。途中からは、シフトの番号でどの電車が予想が出来るようになったから』
千尋さんは曽我さんを見ながらさも当たり前のように言う。
『私、まだ1回しか行けてないです』
『貴重な姿なんだから、出来るだけ行っておきなよ』
『はい!晃樹、また乗る電車教えてね』
「はいはい」