Special to me
☆私の誕生日~side MAKO~
11月21日。
私の誕生日。
彼は明けだから朝9時過ぎには仕事が終わる。
しかし今日は火曜日。
ただの平日。
入社2年目である私が"今日は私の誕生日なので休みまーす"なんて言えるわけもなく。
今日も定時の夕方5時半までは仕事。
でも、社長には言った。
"私をとびきりの笑顔にする人と誕生日を過ごしたいので定時で上がります"って。
思いっきり笑われたけどね。
"君みたいな人間を秘書にして、良かったよ"とも言われた。
どういうことなんだろ?
とにかく、定時のチャイムが鳴ると、
"お先に失礼します!"と皆さんに告げると、私は一目散に会社を出た。
晃樹と約束した場所は・・・晃樹のアパート。
私をもてなしたいんだって。
到着して、ドアの前。
実は・・・初めて晃樹のアパートに来てからあの後すぐに、合鍵を貰った。
でも、平日仕事をして私が帰る時間帯には仕事か休みか明けかだから、晃樹と会える時って、大体夕飯を作って私を待っていることが多く、合鍵を使ったのはたった1回だけ。
土曜日の明けの時、事故でダイヤが乱れて定時に駅を出られなかった時。
鍵を開けて部屋で待っていた。
私の誕生日。
彼は明けだから朝9時過ぎには仕事が終わる。
しかし今日は火曜日。
ただの平日。
入社2年目である私が"今日は私の誕生日なので休みまーす"なんて言えるわけもなく。
今日も定時の夕方5時半までは仕事。
でも、社長には言った。
"私をとびきりの笑顔にする人と誕生日を過ごしたいので定時で上がります"って。
思いっきり笑われたけどね。
"君みたいな人間を秘書にして、良かったよ"とも言われた。
どういうことなんだろ?
とにかく、定時のチャイムが鳴ると、
"お先に失礼します!"と皆さんに告げると、私は一目散に会社を出た。
晃樹と約束した場所は・・・晃樹のアパート。
私をもてなしたいんだって。
到着して、ドアの前。
実は・・・初めて晃樹のアパートに来てからあの後すぐに、合鍵を貰った。
でも、平日仕事をして私が帰る時間帯には仕事か休みか明けかだから、晃樹と会える時って、大体夕飯を作って私を待っていることが多く、合鍵を使ったのはたった1回だけ。
土曜日の明けの時、事故でダイヤが乱れて定時に駅を出られなかった時。
鍵を開けて部屋で待っていた。