Special to me
あれから、最終電車を見送って、ホームの電気を落とし、入り口のシャッターを閉めて改札機と券売機の電源を切り、事務室の電気を消して、仮眠室に入って就寝。
早番だった先輩が始発電車に合わせて起床し、俺が最終電車を見送った後にやった作業の逆のことをする。
遅番の俺は6時からの勤務。
作業シフトがあり、その通りにワンマンに入ったり、ホームに立つ。
彼女が平日にいつも乗る8時28分発の電車は、一番混雑するピークからは少しずれている。
彼女はどこまでこの電車に乗っているのだろう。
持っているICカードがトラブってくれないかな。
そうしたら、どこまで行くのかが分かるのに。
駅員としてそんないけない考えを持ってしまう。
傘を渡した翌日には、朝早くにゴルフバッグを持って現れたのにはビックリした。
ゴルフやるなんて、やっぱり男前。
しかも、俺に声を掛けてくれるなんて、これ以上ない幸せだ。
精いっぱいのお客様対応をした。
とびきりの笑顔を、彼女に・・・
早番だった先輩が始発電車に合わせて起床し、俺が最終電車を見送った後にやった作業の逆のことをする。
遅番の俺は6時からの勤務。
作業シフトがあり、その通りにワンマンに入ったり、ホームに立つ。
彼女が平日にいつも乗る8時28分発の電車は、一番混雑するピークからは少しずれている。
彼女はどこまでこの電車に乗っているのだろう。
持っているICカードがトラブってくれないかな。
そうしたら、どこまで行くのかが分かるのに。
駅員としてそんないけない考えを持ってしまう。
傘を渡した翌日には、朝早くにゴルフバッグを持って現れたのにはビックリした。
ゴルフやるなんて、やっぱり男前。
しかも、俺に声を掛けてくれるなんて、これ以上ない幸せだ。
精いっぱいのお客様対応をした。
とびきりの笑顔を、彼女に・・・