Special to me
☆見つめてしまう視線~side MAKO~
翌日、ワンマンには米原さんの姿はなかった。
しかし、ホームに行くと・・・彼が立っていた。
マイクを使って案内していた。
『間もなく1番線に電車が参ります。黄色い線の内側に下がってお待ちください』
いつも聞いているはずの声。
そう、この低めの声も素敵だと思っていた。
この声、米原さんだったの?
思わず、マイクで話しながらも、ホームのお客さんの動きから目を離さない米原さんをじっと見つめてしまった。
さすがに、この混雑する朝ラッシュ。
私のことを見てくれなかった。
私は仕事もあるし、いつもの電車に乗り込んだ。
そして電車の中で誓った。
次からは、少し早く来て、米原さんの声と仕事をしている姿をしばらく見ていようって。
それから、家を10分早く出て、毎日確認した。
ワンマンにいる米原さん。
ホームにいる米原さん。
いない日もある。
しかし、ホームに行くと・・・彼が立っていた。
マイクを使って案内していた。
『間もなく1番線に電車が参ります。黄色い線の内側に下がってお待ちください』
いつも聞いているはずの声。
そう、この低めの声も素敵だと思っていた。
この声、米原さんだったの?
思わず、マイクで話しながらも、ホームのお客さんの動きから目を離さない米原さんをじっと見つめてしまった。
さすがに、この混雑する朝ラッシュ。
私のことを見てくれなかった。
私は仕事もあるし、いつもの電車に乗り込んだ。
そして電車の中で誓った。
次からは、少し早く来て、米原さんの声と仕事をしている姿をしばらく見ていようって。
それから、家を10分早く出て、毎日確認した。
ワンマンにいる米原さん。
ホームにいる米原さん。
いない日もある。