W王子【完結】
「それにしても、顔ひきつってるよねぇ。ね?ゆーう♪」
そう言うと、遥くんは優雨くんの腕に
自分の腕を絡ませた。
遥くんはホモか!!!
…なんてツッコんでる場合じゃない………
「嘘ってバレバレだし」
クールに答える優雨くんの言葉に
男の人達は、冷や汗をかく。
「ちょっ、まじで違うからっ!!行くぞ!!」
そう言って、
男の人達はとっさにその場を去って行った。
「……ビックリしたぁ」
私は深いため息をついた。
「姫に異常なし♪」
「ふぁ!!!??」
イキナリ遥くんが抱き着いてきた。
………本当に高校生??
私から見たら
小学生だよ…………