W王子【完結】
「ふ~んふふ~ん♪」
なぜか鼻歌。
自分でも分からないです(汗)
「あ!姫乃~!!」
「由加っ」
「大丈夫~?めっちゃ心配したしぃ…」
「ゴメンねぇ…」
私はシュンとする。
「本っ当羨ましいよぉ!」
そう言うと、由加は私の肩を
ポンッと叩いた。
「何がぁ??」
私の頭は、
疑問でいっぱい。
すると由加は、私の耳元で囁いた。
「お姫様だっこよ♪」
「はい!?」
お姫様だっこ…??
記憶にないんですが……
「いいなぁ姫乃ちゃん」
教室や廊下にいた女の子達が、
私のとこに集まってきた。
「え…?ちょ、何??」