W王子【完結】
「何でこいつら倒れてんの」
「ん?僕が倒したあ♪」
いつもの遥くん…
さっきのは何!?
「姫達ぃ、さっきのは秘密ね☆」
「へ?…あ、うんっ」
「あ、何が?」
「僕のことだよぉ!まだ姫達に話してなかったやぁ!」
樹莉は相変わらず、口を開けている。
「あのね!実は僕、空手7段なの☆」
「7段!!?」
「うん♪でも、皆にばれたら軽くショックでしょ~?
可愛い僕が、空手7段なんてぇ」
そ…そっか……
って、
納得しちゃってるしっ
「まあいいや♪ほら、海入ろっ」
私達は、海に入って遊んだ…が、
そこまで気分がのりませんでした……っ
遥くんゴメンね