(完)ずっと君といれるなら 〜 別れ 〜
「どういうことよ…」


途方にくれて、小さくつぶやき、立ち尽くしていた。


「マネージャーっ!」


大きな声に呼ばれ、ハッと返事を返す。


「はい!」


「俺ら2試合目らしいよ。準備しといてね」


翼先輩に言われて、やっと、めんどくさいことを頭から追い出すことができた。


「わかりました。開会式ってマネージャーも出なきゃいけないんですかね?」


「1番後ろでいいと思う」


「はい!」


急いで、荷物に駆け寄り、試合表に試合内容を書き込んだ。


試合相手はそこそこって感じ。


間違いなく勝てると思う。


私も気合注入しないとね。

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