(完)ずっと君といれるなら 〜 別れ 〜
「ありえない…」


重そうな荷物たちを前に1人で途方にくれる。


そりゃあ、部員たちは自分の荷物もあるし、大変なのはわかってるけどさ。


か弱い乙女にこんなに荷物を残して行くなんてねえ


と、どれだけ心の中で文句行っても意味がない。


しょうがなく、荷物を持ち上げ、よろよろと部員たちを追いかけて行った。

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