(完)ずっと君といれるなら 〜 別れ 〜
「お疲れ様ー!」

沢山の声を掛け合い、夕方と言える空の下をゆっくりと歩き出した。

「はぁぁぁぁ…。」

盛大なため息をついて、今日を振り返った。

沢山の悔しい顔、そして、笑顔があった。


って…


「あぁぁぁぁああああっ!」

雄叫びとも言える悲鳴を上げて帰り道の道路に立ち尽くした。

そうだ。

私、海斗に告ったんだった…。



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