(完)ずっと君といれるなら 〜 別れ 〜
『へー。告ったんだー。』

電話越しに聞こえるそれほど興奮していない美玲の声。

どうせ、全てお見通しだったんのだろう。

「そうですよっ!何か悪い⁉︎」

ついつい怒鳴ってしまう。

「お姉ちゃんうるさーぁいっ‼︎」

やば…。
ついつい自分の部屋なのに大声で喋ってしまった。

満月に怒られる…。

「ごめーんっ‼︎」

満月と美玲、両方に謝っておく…。

『はぁぁぁぁ…。荒れてんね…。』

盛大な溜息を着く美玲。

そこまで正直にっ…。

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