(完)ずっと君といれるなら 〜 別れ 〜
入学して2週間がたった4月も終わりに近い今日。

名字がま行の私の席は一番端の前から3番目。


窓からよく日差しに照らされる。


暖かい春の日差しは眠気を呼び覚ます。


ごめんなさい先生。
どうせただの学級委員決めなんだから。


と心の中で、前に立ってペラペラと喋る担任に謝罪して私は机に突っ伏した。


すぐに私の意識はなくなっていた。


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