(完)ずっと君といれるなら 〜 別れ 〜
気になって、話しかけてみた。

「どーしたの?」

「うわっ!葉月ちゃん‼︎」

そんな驚かれる存在?
私って。

「あのね…荒木さんたちが…舞友ちゃんを…」

そのあとは聞こえなかった。

いや。
聞く気にもならなかった。

ただ、血相を変えてさっきの子達が見つめていた方向へと走り出していた。

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