(完)ずっと君といれるなら 〜 別れ 〜
「てめえ、調子乗ってんのか?」

「少しモテるからってきめえんだよ‼︎」

「まぢ、ブスだし。お前なんか。」

「死ねよ。お前みたら気持ち悪くなる。」

頭が痛くなるほどの罵声のせいで、居場所はすぐにわかった。

舞友は荒木さんたち6人に囲まれて、ただ、無表情にうつむいていた。

「何とか言えよ!オラァ!」

そう言って、荒木さんが舞友に掴みかかろうとした時だった。


< 224 / 274 >

この作品をシェア

pagetop