(完)ずっと君といれるなら 〜 別れ 〜
あとから付け加えたナレーションの声で劇は始まる。
「あるところにそれはそれは美しい白雪姫というお姫様がおりました。
しかし、白雪姫の継母である女王様はとても意地悪な魔女でございました。
女王様は今日も鏡に美しいのは誰か話させております。」
「鏡よ鏡。世界で一番美しいのはだあれ?
まあー。私っていうことは分かりきってるけどおお?
だって私は美人だし、頭いいし、何でもできるし…」
「いや。世界で一番美しいのは貴女様の娘である白雪姫ですうー。
めっちゃ可愛いですよね〜♥︎
私に紹介してくれません?」
偽物の鏡越しに佐田がいつもの調子で軽く話す。
その瞬間、私は鏡をぶち破った。
「誰ですってええ…?」
佐田め。
本当にビビってやがる。
「許すまじ我が娘っ‼︎‼︎1番美しいのはこの私よ‼︎痛みつけてやろうじゃないのお…?」
「あるところにそれはそれは美しい白雪姫というお姫様がおりました。
しかし、白雪姫の継母である女王様はとても意地悪な魔女でございました。
女王様は今日も鏡に美しいのは誰か話させております。」
「鏡よ鏡。世界で一番美しいのはだあれ?
まあー。私っていうことは分かりきってるけどおお?
だって私は美人だし、頭いいし、何でもできるし…」
「いや。世界で一番美しいのは貴女様の娘である白雪姫ですうー。
めっちゃ可愛いですよね〜♥︎
私に紹介してくれません?」
偽物の鏡越しに佐田がいつもの調子で軽く話す。
その瞬間、私は鏡をぶち破った。
「誰ですってええ…?」
佐田め。
本当にビビってやがる。
「許すまじ我が娘っ‼︎‼︎1番美しいのはこの私よ‼︎痛みつけてやろうじゃないのお…?」