(完)ずっと君といれるなら 〜 別れ 〜
無言のまま向き合う美玲と古川君。
みんなが見つめていると、古川君ら意を決したように前に一歩出て美玲の目の前に立った。
「これがいい機会だと思うから言う。
俺、美玲ちゃんのこと好きです。
5年の頃から美玲ちゃんのこと想ってた。
だから、この役も断らなかった。
お願いします。
俺と付き合ってください。」
古川君のいきなりの告白に、
翔吾ファンの女子は今にも泣きそうな顔をして。
美玲ファンの男子は口をあんぐりと開けて。
その他のメンバーは張り詰めたような顔で2人を見つめて。
私と海斗はただ、顔を見合わせた。
そして当の本人は…あれ?
「美玲いいいいいーーーーーっ‼︎‼︎‼︎⁇⁇」
叫んだけど、もう遅い。
相変わらず逃げ足の速い奴め。
もうどっかに逃げやがった。
「うわあああ…。俺、駄目なんかな?」
古川君はこの世の終わりみたいな顔をして俯いた。
「大丈夫っ!私が連れ戻してくる。ちょっと待ってて。」
「でもっ‼︎」
「舐めないでくれる?親友の嗅覚をね!」
「はあ…。」
みんなが見つめていると、古川君ら意を決したように前に一歩出て美玲の目の前に立った。
「これがいい機会だと思うから言う。
俺、美玲ちゃんのこと好きです。
5年の頃から美玲ちゃんのこと想ってた。
だから、この役も断らなかった。
お願いします。
俺と付き合ってください。」
古川君のいきなりの告白に、
翔吾ファンの女子は今にも泣きそうな顔をして。
美玲ファンの男子は口をあんぐりと開けて。
その他のメンバーは張り詰めたような顔で2人を見つめて。
私と海斗はただ、顔を見合わせた。
そして当の本人は…あれ?
「美玲いいいいいーーーーーっ‼︎‼︎‼︎⁇⁇」
叫んだけど、もう遅い。
相変わらず逃げ足の速い奴め。
もうどっかに逃げやがった。
「うわあああ…。俺、駄目なんかな?」
古川君はこの世の終わりみたいな顔をして俯いた。
「大丈夫っ!私が連れ戻してくる。ちょっと待ってて。」
「でもっ‼︎」
「舐めないでくれる?親友の嗅覚をね!」
「はあ…。」