(完)ずっと君といれるなら 〜 別れ 〜
「先輩⁉︎」
「そうだよー。あれ、森山だよね?」
嘘だろ…。
こんなイケメン先輩がいるなんて聞いてない‼︎
サッカー部に入ってよかった‼︎
「はい!マネになりました。1年の森山葉月です!葉月で結構です!よろしくお願いします!」
「おう。よろしくな。」
かっこいいなあ〜…。
目の前で笑う先輩にデレデレとほおを緩める。
海斗の存在を忘れ、漫画の主人公のように、私は先輩とキラキラモードで喋っていた。
すると、先輩は思い出したような顔で言った。
「そうだった!葉月ちゃん!今から練習なんだよ。来てくれる?」
「勿論です!」
「ったく、海斗に頼んだのに…。何でケンカに…。」
「だからー、葉月がー!」
先輩を海斗に取られ、不機嫌になった私は先輩の腕をとり、笑顔で言った。
「先輩が来てくれたんで、気にしてないです!さあ、行きましょう!」
「えっ…あっ、うん!」
戸惑ったように先輩は返事をしてくれる。
あぁ…。
私、サッカー部のマネになってよかった!
そう思いながら晴れやかな顔で振り向くと海斗は眉をピクピクと動かせながらこっちを見ていた。
いや。
睨んでいた。
「そうだよー。あれ、森山だよね?」
嘘だろ…。
こんなイケメン先輩がいるなんて聞いてない‼︎
サッカー部に入ってよかった‼︎
「はい!マネになりました。1年の森山葉月です!葉月で結構です!よろしくお願いします!」
「おう。よろしくな。」
かっこいいなあ〜…。
目の前で笑う先輩にデレデレとほおを緩める。
海斗の存在を忘れ、漫画の主人公のように、私は先輩とキラキラモードで喋っていた。
すると、先輩は思い出したような顔で言った。
「そうだった!葉月ちゃん!今から練習なんだよ。来てくれる?」
「勿論です!」
「ったく、海斗に頼んだのに…。何でケンカに…。」
「だからー、葉月がー!」
先輩を海斗に取られ、不機嫌になった私は先輩の腕をとり、笑顔で言った。
「先輩が来てくれたんで、気にしてないです!さあ、行きましょう!」
「えっ…あっ、うん!」
戸惑ったように先輩は返事をしてくれる。
あぁ…。
私、サッカー部のマネになってよかった!
そう思いながら晴れやかな顔で振り向くと海斗は眉をピクピクと動かせながらこっちを見ていた。
いや。
睨んでいた。