(完)ずっと君といれるなら 〜 別れ 〜
当たり前の日常。
「疲れたあぁー!」
そう叫んで、ボスっとベッドにダイブした。
もやもやするときは大声を出すのが1番だ。
ベッドに横になって大きな大きなガラスのカバーが付いた棚を眺めた。
中にはたくさんのトロフィーや賞状たち。
昔の習い事とかで得たもの。
悲しくなった時、プライドを保つ道具みたいになっている。
だけど、私を苦しめた象徴の忌まわしいものでもある。