(完)ずっと君といれるなら 〜 別れ 〜
「で、なんか用ですか?」
「あのね、用がなくったって居眠りは許されないのよ。」
「そっか。じゃあ以後気をつけます。」
そう言ってさっさと席につこうとすると。
「おめでとう。貴方このクラスの学級委員長よ。」
「…はっ?」
眠気が抜けきらない私は上手く頭が回らず思わず聞き返すが、しばらくして理解できた。
「絶対嫌です!先生だってこんな居眠りばっかりしてる奴に任せたくないでしょ!」
早口でまくしたてる。
「そうね。だけど、多数決とったら満場一致で決まっちゃったし、貴方成績だけはいいからまあいいわよ」
先生は自分を納得させるように何度も頷くけど、
「いや、私はよくないです」
「あのね、用がなくったって居眠りは許されないのよ。」
「そっか。じゃあ以後気をつけます。」
そう言ってさっさと席につこうとすると。
「おめでとう。貴方このクラスの学級委員長よ。」
「…はっ?」
眠気が抜けきらない私は上手く頭が回らず思わず聞き返すが、しばらくして理解できた。
「絶対嫌です!先生だってこんな居眠りばっかりしてる奴に任せたくないでしょ!」
早口でまくしたてる。
「そうね。だけど、多数決とったら満場一致で決まっちゃったし、貴方成績だけはいいからまあいいわよ」
先生は自分を納得させるように何度も頷くけど、
「いや、私はよくないです」